ETM高荷重トラクション試験機
商品名
ETM高荷重トラクション試験機
ボールオンディスクタイプの卓上型摩擦摩耗試験機で、任意の荷重、速度、温度、すべり率などの試験条件で測定ができます。従来のトラクション試験機よりも高面圧の試験条件に特化しています。
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概要
- 荷重、速度、温度、すべり率を変えて摩擦係数測定ができるボールオンディスクタイプの卓上型トラクション試験機です。
- 潤滑油、グリース、そのほかの流体のトラクションを、ソフトウェアで作成したプロファイルによって全自動で測定可能です。
<<測定原理>>
ETMはボールオンディスクタイプのトラクション試験機です。
ボールとディスクの回転時に生じるトルクをフォーストランスデューサで計測します。
標準試験片(AISI52100規格)のボールとディスクはDCサーボモータによって制御され、それぞれ独立して駆動します。
試験槽はヒータカートリッジによって加熱され、オイルクーラを使用することで10℃~低温試験と試験後の冷却が可能です。
特徴
- ディスクとボールが独立して制御されるため、すべり率±200%以上を再現することが可能です。
- FES自動ドレインシステムにより、試験槽の洗浄作業の簡便化、洗浄時にサンプルをこぼすリスクを軽減します。
- オイルクーラにより10℃~の低温試験と、試験後に試験槽を冷却することで作業時間の短縮が可能です。
- 3D SLIM(オプション)を使用することで、最大膜厚250nmまでのトライボフィルムの形成から損傷までを観察することが
可能です。
仕様
荷重範囲 |
100~1650N |
---|---|
接触面圧 |
~3.5GPa(標準試験片)、~7.1GPa(タングステンカーバイド試験片) |
最大速度 |
1~3500mm/sec |
すべり率 |
-10,000~10,000% |
温度範囲 |
室温~150℃(オイルクーラ使用時10℃~) |
サンプル量 |
30mL |
電源 |
100~240V、50/60Hz、1600VA |
寸法 |
試験機本体 400mm(w) × 605mm(d) × 425mm(h) |
重量 |
試験機本体 52kg |
グラフイメージ
オプション
3D-SLIM(Spacer Layer Imaging Method)膜厚測定
光干渉法の原理を用いて接触面をRGBキャリブレーション値からトライボフィルムの厚さを算出します。
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