Circular Track Meter (CTメーター)
ASTM:E-2157-01

商品名

Circular Track Meter (CTメーター)
ASTM:E-2157-01

CCDレーザー変位センサーを使用した路面粗さ計です。DFテスターが動摩擦係数を測定する測定円軌跡に沿って路面の粗さを測定できるようつくられております。 路面の粗さを表す方法はいくつかありますが、CTメーターではMPD(Mean Profile Depth)として表すようになっており、DFテスターと組合わせて使用することでIFI(International Frection Index)を算出することができます。

特徴

測定に要する時間が短く、取り扱いが容易。PCに接続して使用。

持ち運びが容易であり、バン、ピックアップトラック、SUVにて運搬可能。

測定値はMPDを表し、再現性が良い。

測定が簡単で、個人差がでない。

12V DC電源使用。AC/DCコンバータ使用可能。(AC/DCコンバータは別売りです。)

1回の測定で路面の走行方向、走行方向と直角の方向、走行方向と45°の方向、並びに円周全体の4種類のデータを取ることが可能。

適正路面

歩道、自動車道などの舗装面
ビル等の床材
マンション等の共用部分床
体育館等スポーツ施設の床
その他表面

測定原理

1回転のサンプリングを1,024(892mm)とし、これらの測定値をA~Hの8区に分け、各々のMPDを算出します。
8区に分けた中のA, Eの平均をとれば走行方向のMPDとなります。 C, Gの平均をとれば走行方向と直角の方向のMPDとなり、またB,F及びD,Hの平均をとれば走行方向と45°の方向のMPDとなります。 勿論AからHまでの平均をとれば全体のMPDが得られます。

本器は変位センサーとしてCCD (Charge Coupled Device)レーザー変位センサーを使用しております。これが路面上80mmの位置で半径142mmの円軌跡上を回転するアームに位置し、このアームをDCモーターで回転させる構造になっております。測定原理は円軌跡上を約0.9mmピッチで路面の凹凸を感知し、その値をA/D変換してメモリーに記録、1回転1,024ポイントの測定を行います。これらの値をコンピュータで処理、1回転を8区分し各区間毎のMPDを算出致します。

計測システム概念図

レザーヘッド アンプユニット AD 変換器 パソコン データ出力

¦

 ロータリー

エンコーダー

   サンプリング信号

主な仕様

サイズ 400 mm (D) x 400 mm (W) x 270 mm(H)
重量 本体重量 - 13 kg
本体+ケース重量 - 24 kg
変位センサー CCDレーザー変位センサー
レーザーの測定範囲 30 mm (65~95)
レーザーのスポット径 φ70 μm
波長 670 nm
分解能 3 μm
測定円半径 142 mm
1回転のサンプリング数 1024
サンプリング間隔 0.9 mm (±0.05 mm)

1回転を8区分に分割、区分毎にデーター処理

1区分のサンプリング数 128
回転スピード 6 m/min


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