Shima's Stories 3

電気自動車(EV)普及のカギを握る
充電インフラの充実を支援

Point

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電気自動車(EV)の普及はなかなか進んでいない
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高性能バッテリーと急速充電器の開発に注力
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地球にやさしいドライブをより身近なものに

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6 安全な水とトイレを世界中に

Key Person

産業エネルギー事業本部 モビリティソリューション営業部

趙 成祐

生まれ育った韓国で大学卒業まで過ごした後、日本の化学メーカーへ入社した。7年間、研究開発と営業に従事。「自分の知識を活かすより、新しいことにどんどん挑戦するのが楽しい」と笑顔で語るほど好奇心旺盛かつ勉強熱心な性格で、日本語もそのときに独学で覚えたという。その後、商社ビジネス、そして電池分野への関心から、2016年に島貿易入社。主に電池原料や周辺装置の研究開発、そして韓国への輸出入を担当している。

日本国内でのEVの普及を
促進するために。

自動車の排気ガスによる大気汚染への対策として、世界各国でEVの普及に向けた取り組みが進められています。特に欧州では、2040年までにガソリン車の販売が禁止に。そうしたなかで島貿易は、日本国内でのEVのさらなる普及を目指し、自動車メーカーや電池部品メーカーなどと協力して、高性能バッテリーと急速充電器の普及に取り組んでいます。
 EVがなかなか普及しないのはなぜか。情報収集を進め、見つかった原因の一つが「充電時間の長さ」でした。現在、1台の自動車を満充電するのにかかる時間は、最も速い充電器でも30分ほど。これでは、たとえEVが増えたとしても、充電スタンドが「充電待ち渋滞」になってしまいます。ガソリンスタンドでガソリンを入れるような、手軽でスピーディな充電の実現が急務でした。

EVの存在が当たり前になる
未来を見すえて。

数々のメーカーとの意見交換を経て、急速充電対応バッテリーの開発は順調に進んでいます。内部の電解液をすべて固体にし、5分ほどで約80%の充電を可能にしたもので、2021年中には自動車に搭載され始める見込みです。しかし、いくらバッテリーが高性能でも、充電器が対応していなければ意味がありません。そこで、急速充電器の検討も急いでいます。これを一刻も早く普及させ、誰でも気軽に使えるようにすることが、今の私たちの使命です。EVが「当たり前」になる未来は、もう目の前なのですから。

Key Point

自分だけの強みで、電池の無限の可能性に向き合う。

私は本プロジェクトチームで唯一の韓国出身者。韓国はアジアで最もEVが普及している国の一つで、済州(チェジュ)島では、既に島内を走る自動車の70%がEVとまで言われているほどです。現地企業のWebサイトやスタッフとのやりとりを通じて最先端の市場トレンドや最新の動向を誰よりも早くキャッチできるのは、私の最大の強みだと思っています。
 こうした情報収集力を活かし、これからもバッテリーや充電器と向き合っていきたいです。そしていずれは、医療など他分野にも展開できるインフラを構築したい。電池には、それくらい無限の可能性が秘められているのです。

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