Shima's Stories 6

生活の必需品である自動車。
その燃費向上に添加剤で貢献する。

Point

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地球上における化石燃料の枯渇が叫ばれて久しく、エコカーの開発が進む一方でガソリン車の燃費向上が課題に
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自動車の燃費向上やエンジンオイルの寿命延長につながる添加剤を開発提案
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数値に基づいた最適の成分設計で自動車の環境性能が向上

関連するSDGs

Key Person

潤滑油・添加剤営業部

内田 潤也

大学、大学院を通じて物質工学の研究に没頭した後、塗料メーカーに研究職として新卒入社した、自他共に認める「研究者」。営業の仕事に興味を持ち、2015年に島貿易へ中途入社した。学生時代から前職を通じて培った知見をフル活用し、これまでの島貿易になかった新たな分野への挑戦に携わっている。

エネルギーの持続的な利用に向けて、化石燃料の節約が課題の一つに

エネルギー需要が高まり続けるなか、化石燃料をはじめとするエネルギー資源の持続的な使用が世界的な課題となっています。各国で代替エネルギーの開発・活用が進められているものの、やはり即時の実現は困難。そこで、化石燃料自体の使用量を抑制するための技術開発も盛んに行われています。
 こうしたなかで当社は、生活に欠かせない自動車の燃費向上、なかでもエンジンオイルの改質ニーズに着目しました。これはエンジン内部で用いられる潤滑油で、冷却などの役割も果たし、燃費にも大きく関係してきます。当社はエンジンオイルの性能の決め手となる添加剤を長年扱ってきました。そのノウハウを活かした提案ができないかと、独自処方の添加剤開発に着手したのです。

自動車の用途ごとに異なるニーズと向き合い、よりサステナブルな提案を

エンジンオイルに求められる機能は、それが使用される自動車の用途によってもさまざまです。例えば、レース用と一般用とでは、クルマの動かし方も使用頻度も全く異なりますよね。その違いがエンジンオイルへのニーズにも影響します。外部のアドバイザーの協力も得ながら検討を重ね、用途に応じた添加剤処方を提案しています。
 とはいえ環境性能はやはり大切ですから、燃費向上はもちろん、エンジンオイル自体の長寿命化にもつながる処方を常に意識しています。今後はさらにラインナップを増やす一方で、ベース原料として植物系の油も検討するなど、よりサステナブルな提案ができないかも検討していきます。

Key Point

めざすは「お客様のニーズを先回りできる商社」。
自社なりの付加価値を追求し、新たな島貿易の姿をつくりあげる。

自社だけで独自の商品を開発するというのは、当社にとっても初めての試み。手探りの部分も多いですが、原料を売っているというだけでは気づきにくいようなエンドユーザーのニーズにまで迫っている感覚があります。こうした開発の機会を増やすことで、「右から左」にモノを販売するというビジネスから脱却し、お客様のニーズを先回りした提案ができるようになるのではないでしょうか。そうやって私たちなりの付加価値を追求していけば、これまで以上に社会に役立つ企業になれると思います。
そうしていつか「新たな島貿易」を確立できたとき、私自身もまた、「会社に、社会に貢献できた」と実感できるはず。この研究が、その第一歩になると信じています。

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